雨の日は「守るケア」を意識したくなる|雨上がりのウォーキングで感じた肌のゆらぎ

雨の中、傘をさしてウォーキングする女性の後ろ姿と小さなテルテル坊主 美容体験レビュー

今朝は、昨晩から続く雨。
時々、大雨のような音が窓の外から聞こえてきて、今日は外に出られないかもしれないと思っていました。🌂

お天気アプリを見ると「昼過ぎには雨が上がる見込み」。
気温は5度。空気は冷たく、湿り気を含んでいます。
完全に晴れるわけではなさそうですが、様子を見ながら昼過ぎにウォーキングを始めることにしました。

雨の日は、乾燥しにくそう。☔
でもなぜか、こういう日は肌にいつもと違う不安定さを感じることがあります。
今日はそんな「雨の日の肌の感覚」について、歩きながら考えたことを書いてみようと思います。


雨上がりでも黒い雲が残る空と、葉のない寒そうな木の風景

※雨が上がったとはいえ、空の向こうにはまだ黒い雲が混ざり、今にも一雨きそうな空模様。枝だけになった寒そうな木が、静かに立っていました。🌨
強い雨はおさまり、お天気アプリでは午後からは小雨予報。様子を見ながらウォーキングをスタートしましたが、空にはまだ黒い雲が残り、少し心配になる雰囲気でした。


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雨の日のウォーキング、肌が感じる不可思議な違和感

ようやく雨が上がり、地面はまだ濡れていますが、ウォーキングに出ることにしました。外は湿り気が残っています。

しっとりとした空気の罠と、肌の「不安定さ」

ウォーキングを始めて数分、頬や首筋に当たる風は、いつもより重たく、ねっとりとした質感を帯びているように感じます。それは、肌が喜ぶ「潤い」とは少し違う、どこか人工的な湿気でした。

雨の日は一般的に湿度が高いため、「肌は乾燥の心配がなく楽なはずだ」と頭では理解しています。しかし、実際に歩いている肌が発するサインは、その常識に反していました。

  • 乾いているわけではない:肌がパリッと突っ張るような乾燥感はありません。
  • かといって、十分に潤っているわけでもない:内側から満たされたような、安定した「しっとり感」もありません。

この両極端の中間に位置する、「守られていない」という不安定な感覚が、じわじわと肌表面にまとわりついてくるのです。まるで、薄い膜が一枚剥がれてしまったかのような、心もとない感じになります。

気温・風・摩擦の複合的な刺激

肌の表面が落ち着かない原因は、単に湿度だけではないのかもしれません。雨の日は、肌にとって意外な刺激が複合的に重なりやすい環境です。

  1. 🌡️ 低温による血行の低下:しとしととした雨が降る日は、気温も低く設定されがちです。体温を維持しようとする体の反応で、末端や顔の血流が滞り、肌のバリア機能がわずかに低下しているのかもしれません。
  2. 💨 湿った風の体温奪取:湿度を帯びた冷たい風は、肌表面の水分を蒸発させる際に、体温を過剰に奪います。これにより、肌は乾燥とは違う、「冷え」による防御反応を起こしている可能性があります。
  3. 🧤 衣類との摩擦ストレス:首元にはマフラーやハイネック、顔の周りには傘やフード。雨よけのために身につけた服や小物が、濡れた肌表面と接触し、微細な摩擦となって刺激を与えていることも考えられます。

これらの要因が重なり、「高湿度なのに肌が不安定」という、不可思議で違和感のある状態を生み出しているのでしょう。この「守られていない感じ」こそが、雨の日ウォーキングの隠れた肌ストレスなのかもしれません。


私が雨の日に実践する「静かに包むような守りのケア」

不安定になりやすい雨の日の肌を安定させるため、ウォーキングに出る直前に私が意識したのは、「足し算ではなく、現状維持」を目的とした、静かに肌を包み込むようなアプローチでした。特別なアイテムや手間を加えるのではなく、「意識」そのものを変えるケアです。

「なじませる時間」を最優先するベースケア

雨の日の不安定な空気の中で、肌に余計な刺激を与えないよう、スキンケアのプロセス自体を簡素化しました。

  1. スキンケアは「重ねすぎない」:多くの化粧品を重ねることは、肌の摩擦機会を増やすだけでなく、成分同士の相性や、肌上での皮膜形成を複雑にしてしまいます。この日は、シンプルに必要なものだけを使い、肌が自力でバランスを取る余地を残しました。
  2. 「なじませる時間」を意図的に設ける:塗布した化粧水やローション、クリームが肌の角質層にきちんと浸透し、安定した膜を形成するまで、焦らず待ちました。この「なじませる時間」こそが、肌表面のベタつきやヨレを防ぎ、後の外部刺激に対する耐久性を高める鍵となります。

摩擦が多い部位を想定した「事前保護」

ウォーキング中、冷たい風や衣類との接触で刺激を受けやすい部位に、特に意識を集中させました。

  • 首元や目元への丁寧な対応:首元はマフラーやハイネック、目元は傘や風のせいで、気づかないうちに摩擦や乾燥の影響を最も受けやすい場所です。これらの部位には、単に多めに塗るだけでなく、指の腹で優しく抑え込むようにして、保護成分がしっかりと密着するように働きかけました。これは、肌を強くこする「攻めのマッサージ」ではなく、あくまで「そっと保護膜を定着させる」ための作業です。

外出直前の「肌断ち」と意識の転換

外に出る直前の数分間は、肌を極力触らないように意識しました。

  • 「今の状態を崩さないようにする」イメージ:化粧品の保護膜が整い、肌が落ち着いた状態になったら、それを触って剥がしたり、ヨレさせたりしないように注意します。肌に刺激を与えるのをゼロにする、「一時的な肌断ち」のイメージです。

雨の日は、何かを急いで足そうとする「攻めのケア」よりも、「静かに肌を包み込み、外部刺激から守る」ことに意識を集中させる方が、肌も心も落ち着き、結果として肌の安定性を保つことができると実感しています。


今日のウォーキング記録

・Google Fit ハートポイント:90
・消費エネルギー:905kcal
・距離:4.77km
・歩数:12,340歩

Google Fitで記録したハートポイント90のスクリーンショット
Google Fitで記録した歩数12,340歩のスクリーンショット

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まとめ|雨の日は、静かに守る選択を

雨の日は、うるおっているようで、実は不安定。
そんな日に無理に何かを足そうとすると、かえって肌が疲れてしまうこともあります。

今日のウォーキングで感じたのは、雨の日こそ「守るケア」を意識したいということ。

刺激を減らし、触りすぎず、今ある状態をそっと支える。
それだけで、肌も気持ちも少し落ち着くように感じました。

次に雨が降った日も、無理せず、静かに、
そんな一日を過ごしてみようと思います。😊

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