冬になると、唇がガサガサ・皮むけ・口角が切れるなどのトラブルが起きやすくなります。💧
40代は肌だけでなく、唇の水分保持力や皮脂分泌量も低下しやすく、気づかないうちに乾燥が進んでしまうことも。リップを塗ってもすぐヨレる、口紅が浮くという悩みも、この“うるおい不足”が原因のひとつです。
この記事では、40代の冬に多い唇トラブルの原因と、リップバーム・下地・ケア方法の正しい選び方を紹介します。毎日続けられるやさしいケアで、つややかな唇を取り戻しましょう。
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指先や爪まわりまでしっとり整える冬のハンドケア。
唇が乾燥・皮むけしやすくなる理由
唇の皮膚は角質層が非常に薄く、皮脂腺や汗腺がほとんどありません。そのため、自らうるおいを保つ力が弱く、外気や摩擦、紫外線などの影響を受けやすい部位です。
1. 乾燥と摩擦のダブル刺激
マスクの着脱や口を拭う動作で摩擦が起こると、角質がめくれやすくなります。乾燥した空気や暖房によって、さらに水分が奪われ、皮むけを繰り返す悪循環に。
2. 唇をなめる・皮をむくクセ
唇の乾きをなめてしまうと、一時的に潤ってもすぐ蒸発してさらに乾燥します。皮を引っ張る行為もNG。角質層を傷つけ、炎症や色素沈着の原因になります。
3. 合わないリップや口紅の成分
香料やメントールなどが刺激になり、ヒリヒリ感や荒れを起こすことも。特に冬は、保湿成分がしっかり入ったタイプを選びましょう。
唇の乾燥を防ぐ基本ケア
1. 洗顔後に“唇保湿”を習慣化
顔のスキンケアと同時に、リップクリームやバームを塗りましょう。入浴後や洗顔後は水分が蒸発しやすいため、すぐに保湿するのがポイントです。
2. 寝る前の“ナイトリップパック”
夜は厚めにリップバームを塗り、唇をコーティング。就寝中の水分蒸発を防ぎ、翌朝しっとりなめらかな状態に整えます。乾燥がひどいときは、上からラップを軽くのせる“密封ケア”もおすすめ。
3. 角質ケアは週1〜2回まで
スクラブやリップピーリングはやりすぎ注意。唇はデリケートなので、やさしくなでる程度でOK。保湿リップを塗ってマッサージする方法でも十分ケアできます。
おすすめリップバーム&下地アイテム(冬の乾燥対策に)
資生堂 モアリップ(医薬品)
乾燥や皮むけ、ひび割れを集中ケア。ビタミンB6・E配合で、荒れた唇を整えます。無香料・無着色で敏感期にも使いやすいタイプ。
ニベア ディープモイスチャーリップ
ヒアルロン酸・オリーブオイル・ハチミツ配合で、しっとり感が長続き。UVカット機能(SPF20)付きで日中の外出時にも◎。
DHC 薬用リップクリーム
オリーブバージンオイル・アロエエキス配合。なめらかに伸びて密着力が高く、唇のカサつきを防ぎます。リピート率の高い定番アイテム。
POLA B.A リップバーム
美容成分を贅沢に配合した高保湿バーム。唇のキメを整え、ハリ・ツヤを与えます。夜のケアにもおすすめ。
ロート製薬 メンソレータム メディカルリップ
ひび割れ・荒れが気になるときのレスキューケア。抗炎症成分を配合し、保湿膜で外的刺激から守ります。
無印良品 敏感肌用リップクリーム
シンプル処方で、香料・着色料不使用。肌がゆらぎやすい時期でも安心して使えます。
オルビス リップバームUV
UVカット機能付き(SPF25・PA++)。外出時の唇保護にぴったりで、ベタつかず快適なつけ心地。
コーセー リップジェルマジック
口紅の上から重ねるだけで、うるおいとツヤをロック。マスクにも付きにくく、リップメイク下地としても優秀です。
花王 キュレル リップケアクリーム
セラミド機能成分配合で、荒れやすい唇を保護。無香料・無着色で低刺激設計。夜のケアにも◎。
アベンヌ コールドクリーム リップバーム
温泉水+ミツロウのうるおい成分で、乾燥に強い唇へ。濃厚なのにべたつかず、長時間うるおいが持続します。
リップ下地の選び方と使い方
1. 色ムラ・縦ジワ補整タイプを選ぶ
唇の血色が悪い・くすみが気になるときは、ほんのりピンク系の下地を選ぶと自然にトーンアップします。
2. 口紅の前に薄くなじませる
リップ下地は、厚塗りすると口紅がヨレる原因になります。少量を指でトントンとのせて、軽くティッシュオフしてから口紅を重ねましょう。
3. 冬はリップバームを仕込む“重ね技”
下地の前に保湿リップを薄く仕込むと、乾燥を防ぎながら発色がきれいに。外出先でもさっと塗り直せるようにしておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q1. リップクリームを塗ってもすぐ乾くのはなぜ?
A. 水分だけを補って油分でフタができていない可能性があります。バームやワセリンタイプでしっかり密封しましょう。
Q2. リップスクラブは毎日していい?
A. 週1回程度で十分です。やりすぎると角質を削りすぎて、かえって皮むけを悪化させることがあります。
Q3. 唇のくすみが気になるときのケアは?
A. 保湿+UV対策を徹底し、刺激の少ないリップを使用。マッサージで血行を促すのも◎。
Q4. 口角が切れやすいときは?
A. ビタミンB群の不足や、乾燥による炎症が原因の場合があります。保湿バームをこまめに重ね、刺激を避けましょう。
Q5. 口紅がしみるのはなぜ?
A. 唇が荒れてバリア機能が低下しているサイン。リップ下地で保護してから塗ると刺激を軽減できます。
冬の唇トラブルが起こりやすい理由
気温や湿度が下がる季節は、肌だけでなく唇も乾燥の影響を強く受けます。
唇の皮むけや口角のひび割れは、角質層が非常に薄く、皮脂腺がないために水分保持力が低いことが原因。
さらに、マスク着脱による摩擦・会話や飲食による刺激・暖房の風など、日常動作の中でも水分が奪われていきます。
とくに40代は、代謝の低下や血行不良によってターンオーバーが遅れ、荒れた部分がなかなか修復されにくくなります。
一見軽い皮むけでも、そのままにしておくと色素沈着や縦ジワの定着につながることもあるため、早めのケアが肝心です。💧
正しいリップケアの基本ステップ
保湿前の下準備
皮むけが気になるときに、無理に剥がしてしまうのはNGです。
ぬるめのお湯にタオルを浸して軽く絞り、唇に1〜2分のせて温めると、古い角質が柔らかくなります。
その後、ティッシュでやさしく押さえて水分を拭き取るだけでOK。
摩擦を加えずに柔らかく整えるのがポイントです。
保湿バームの重ね方
リップバームは、一度に厚く塗るよりも、少量を数回に分けて重ねるのが理想的です。
乾燥が強いときは、指先で温めてからなじませると密着度が上がります。
就寝前には、リップクリームよりも油分の多いバームタイプを選び、マスクを軽くかけて湿度を保つのも効果的です。
メイク前のリップ下地ケア
リップメイクをのせる前に、しっかり保湿をしておくと仕上がりが格段に変わります。
ベースには、シリコンやワックスが少ない軽めのバームを使いましょう。
メイク直前に塗ると口紅がにじむ原因になるため、5〜10分前に塗布→ティッシュオフしておくのがコツです。
下地兼用タイプを使えば、唇表面をなめらかに整え、色持ちをキープできます。💄
特に40代以降は、唇の輪郭がぼやけやすい傾向があるため、下地でハリ感を補うと血色感が自然に映えます。
成分で選ぶリップケアアイテムのポイント
高保湿タイプ
唇の水分を逃さないためには、ワセリン・ミツロウ・シアバターなどの油分成分が欠かせません。
これらは唇の表面にバリア膜をつくり、外気の乾燥や摩擦から守ってくれます。
特に就寝前や外出時には、油分がしっかりあるタイプが安心です。
敏感期の保護タイプ
季節の変わり目やアレルギーが出やすい時期には、香料・着色料・メントール無配合を選びましょう。
皮むけがひどい場合は、医薬部外品のグリチルリチン酸ジカリウム配合など、抗炎症成分入りもおすすめです。
血行サポートタイプ
血行促進成分として知られるビタミンE誘導体やショウガ根エキスなどは、くすみや縦ジワのケアに◎。
自然なピンク色を引き出し、唇全体がふっくらと見える効果も期待できます。
毎日の生活で意識したいポイント
唇の乾燥を防ぐためには、外側だけでなく内側からのケアも重要です。
水分不足や偏った食事は、唇の血色やうるおいを低下させる原因に。
1日を通してこまめに水を飲み、ビタミンB群・鉄・亜鉛を含む食材(卵・レバー・魚介類など)を意識的に摂るとよいでしょう。
また、歯磨き粉の刺激や、熱い飲み物を直接口に含むクセも見直しポイントです。☕
小さな習慣を整えることで、リップケアの効果がより長く続きます。
唇の皮むけや口角の乾燥は、季節のせいだけではなく加齢や生活リズムの影響も関係しています。
毎日のスキンケアの延長で、リップバームや下地を丁寧に使うことで、縦ジワのないなめらかな印象をキープできます。
一度トラブルが起きても、焦らずに保湿・保護・血行ケアをコツコツ続けていきましょう🌿
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まとめ
唇は顔の印象を大きく左右するパーツ。毎日のこまめな保湿と下地の仕込みで、冬でもしっとりツヤのある口元をキープしましょう。💋
40代の唇は「乾き始めたらすぐ対処」が鉄則。リップバームと下地を上手に使い分けて、寒さにも乾燥にも負けない美しい笑顔を守ってください。
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