40代乳液とクリームの使い分け|冬の重ね技ガイド

乳液とクリームを重ねて保湿ケアをしている女性のイメージ スキンケア

乳液とクリームは、どちらも肌のうるおいを守るための保湿アイテムですが、役割には少し違いがあります。

乳液は「水分と油分のバランスを整える」もので、化粧水で与えた水分をなじませながらやわらかい肌に整えます。
一方でクリームは「うるおいを閉じ込めるフタ」のような存在で、外気や乾燥から肌を守る仕上げのステップです。

冬のように乾燥が厳しい季節は、乳液だけだと物足りないこともあります。
そんなときは、乳液のあとにクリームを重ねる“ダブル保湿”がおすすめ。
うるおいを逃がさず、肌の表面にしっとりとしたツヤを与えます。

朝は軽めに乳液を中心に、夜はクリームでしっかり密封するのが理想的。
季節や時間帯に合わせて使い分けることで、冬でもふっくらした肌を保ちやすくなります。


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乳液とクリームの使い分け方

乾燥が進みやすい冬のスキンケアでは、乳液とクリームの役割をきちんと理解しておくことが大切です。
どちらも保湿を担うアイテムですが、目的と使うタイミングによって肌への効果が変わります。

乳液の役割

乳液は、化粧水で与えた水分を肌にとどめ、柔らかさを保つためのアイテムです。
軽い油分を含んでいるため、肌の水分と油分のバランスを整える働きがあります。
朝のケアでは、乳液を使うことでメイクのノリを助け、日中の乾燥を防ぎます。

クリームの役割

クリームは、うるおいを密閉して肌の表面にバリアをつくる仕上げのステップです。
特に冬のように湿度が低い季節には、乳液だけでは乾燥を防ぎきれないこともあります。
そんなときはクリームを重ねることで、外気の刺激や冷たい風から肌を守ることができます。

季節と時間帯での使い分け

朝は軽めの乳液で肌を整え、日中の皮脂やメイク崩れを防ぐのが理想的です。
夜はクリームをプラスしてしっかりうるおいを閉じ込めると、寝ている間にしっとり感が続きます。
気温や湿度の変化に合わせてアイテムを調整することで、肌のコンディションを安定させやすくなります。

重ねる順番の基本

基本は「化粧水 → 乳液 → クリーム」の順番です。
乳液でなじませたあとにクリームを重ねると、水分を逃がさずうるおいが続きます。
肌の状態によって、乳液だけの日やクリームを省く日をつくるのもバランスの良い方法です。

肌の声を聞きながら、軽さとうるおいのバランスを上手に調整していきましょう。


冬におすすめの乳液&クリームランキング10選

寒さや乾燥が厳しい冬は、うるおいを保つケアが欠かせません。
ここでは、肌の柔らかさとツヤを守るための乳液&クリームを厳選しました。
重ねやすさ・使い心地・保湿バランスを重視し、毎日のケアに取り入れやすいラインナップです。


第1位 エリクシール アドバンスド エマルジョン T Ⅱ(資生堂)

特長
肌をやわらげる乳液で、しっとりなのにベタつかない心地よい使用感。

おすすめポイント
クリームと重ねても厚塗り感がなく、朝のメイク前にも使いやすい。

クチコミハイライト
「乾燥が落ち着いた」「ハリが出た気がする」と好評。

向いている人
うるおいとハリ感を両立したい人。


第2位 POLA モイスティシモ クリーム

特長
濃密なテクスチャが肌に密着し、長時間しっとり感をキープ。

おすすめポイント
乾燥が強い日でも、肌表面をしっかり包み込む安心感。

クチコミハイライト
「朝までしっとり」「冬の必需品」と人気。

向いている人
乾燥ダメージを集中ケアしたい人。


第3位 オルビス アクアフォース モイスチャー

特長
水分バランスを整えながら、うるおいを逃さない軽やかな保湿設計。

おすすめポイント
乳液代わりにも使え、朝晩のケアをシンプルにまとめられる。

クチコミハイライト
「ベタつかず使いやすい」「さっぱり感が好き」。

向いている人
軽いテクスチャが好みで、時短ケアをしたい人。


第4位 DHC 薬用セラミド モイスチュアクリーム

特長
セラミド配合で、乾燥による肌荒れを防ぎながらしっとり保湿。

おすすめポイント
乳液のあとに使うと、うるおいの膜を感じるなめらかさ。

クチコミハイライト
「荒れにくくなった」「もちもち肌になった」。

向いている人
乾燥や肌荒れを繰り返しやすい人。


第5位 無印良品 敏感肌用乳液・高保湿タイプ

特長
肌にやさしい処方で、刺激を感じにくい穏やかな使い心地。

おすすめポイント
シンプルで重ねやすく、どんなクリームとも相性がよい。

クチコミハイライト
「刺激がなく安心」「コスパが良い」と人気。

向いている人
ゆらぎやすい敏感期に落ち着いたケアをしたい人。


第6位 肌ラボ 極潤プレミアム ヒアルロン乳液

特長
5種類のヒアルロン酸を配合し、うるおいをしっかり抱え込む。

おすすめポイント
とろみがありながらベタつかず、クリームとの重ね使いにも◎。

クチコミハイライト
「冬でも乾かない」「もちっとする」と高評価。

向いている人
保湿重視で乾燥を防ぎたい人。


第7位 明色化粧品 セラコラ 保湿クリーム

特長
セラミドとコラーゲンを配合し、ふっくらとしたハリ感をサポート。

おすすめポイント
乳液のあとに重ねても重くならず、朝のメイク前にも使える。

クチコミハイライト
「手頃で続けやすい」「肌が落ち着く」。

向いている人
コスパを重視しながら保湿も大切にしたい人。


第8位 なめらか本舗 リンクルナイトクリーム

特長
豆乳発酵液とレチノール誘導体を配合し、ハリ不足にアプローチ。

おすすめポイント
乳液と合わせると弾力がアップし、夜の集中ケアにぴったり。

クチコミハイライト
「ふっくら感が出る」「コスパがいい」と好評。

向いている人
ハリ・弾力を整えたい人。


第9位 アベンヌ ミルキージェル エンリッチ

特長
温泉水とエモリエント成分が、乾燥した肌をやさしく包み込む。

おすすめポイント
乳液とクリームの中間的な使い心地で、一本でも満足感あり。

クチコミハイライト
「伸びが良くて使いやすい」「保湿力が長持ち」。

向いている人
軽さとしっとり感の両方を求める人。


第10位 キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム

特長
セラミド機能成分が角層に浸透し、乾燥を繰り返す肌を守る。

おすすめポイント
乳液との重ね使いで、長時間うるおいをキープできる。

クチコミハイライト
「肌がなめらかになった」「乾燥知らずになった」。

向いている人
乾燥や敏感を感じやすい季節にやさしく保湿したい人。


よくある質問

Q1. 乳液とクリームはどちらを先に使うのが正解?

基本は「化粧水 → 乳液 → クリーム」の順番です。

乳液は肌に水分と油分をバランスよく与える役割があり、そのあとにクリームでうるおいを閉じ込めることで、しっとり感を長時間キープできます。

もし順番を逆にしてしまうと、クリームの油分が先に肌を覆ってしまい、乳液がなじみにくくなることもあります。
とくに乾燥が気になる冬は、乳液でやわらかく整えたあとにクリームを重ねることで、うるおいの密封力がぐっと高まります。


Q2. 乳液とクリームを両方使うと重くならない?

使用量とタイミングを調整すれば、重さを感じずに快適に使えます。

乳液は「10円玉大」、クリームは「パール粒1〜2個分」が目安です。
特にTゾーンやあごは皮脂が出やすいので、クリームは頬や目元を中心に塗るとバランスが取りやすくなります。

また、塗る前に両手で温めてからなじませると、密着感がアップしてムラになりにくくなります。
顔全体を包み込むようにハンドプレスをすることで、しっとり感が均一に広がります。


Q3. 朝と夜で使い分ける必要はある?

はい、時間帯で目的が違うため使い方を変えると効果的です。

朝は軽めの乳液を中心にして、メイク崩れや皮脂の過剰分泌を防ぎます。
夜は保湿力の高いクリームをプラスして、睡眠中の乾燥から肌を守りましょう。

冬の朝は、乳液をなじませたあとに薄くクリームを重ねる“ブースト重ね”もおすすめです。
外気や暖房の乾燥ダメージを受けにくく、1日中しっとり感を保ちやすくなります。


Q4. 乳液とクリーム、どちらか一方だけでもいい?

肌の状態や季節によっては、一方だけでも構いません。

湿度の高い季節や脂性肌タイプの人は、乳液だけでも十分うるおいを感じられます。
反対に、乾燥が厳しい冬やエアコン環境では、乳液だけだとうるおいが逃げやすいので、クリームを重ねると安心です。

肌の調子を見ながら、「今日は乳液のみ」「今日は両方重ねる」といった柔軟な使い分けが、肌を安定させるコツです。


Q5. 乳液とクリームのテクスチャが合わないときは?

モロモロが出る、なじまないといったときは、組み合わせの質感が合っていない可能性があります。

さらっとした乳液には軽めのクリームを、しっとり系の乳液にはこっくりしたクリームを合わせると、層がきれいになじみます。
また、乳液をつけたあと30秒ほどおいてからクリームを重ねると、肌が落ち着いてムラが出にくくなります。

同じブランドやラインで揃えると、処方の相性が良く安定した仕上がりになりやすいです。


Q6. 朝にクリームを使うとメイクがヨレるときは?

メイク前にクリームを使う場合は、量を少なめにして“薄く均一に”塗ることが大切です。

塗りすぎると油分が残り、下地やファンデーションが密着しづらくなります。
クリームを塗ったあとは1〜2分ほどおいて、肌にしっかりなじませてからベースメイクを始めるとヨレにくくなります。

また、Tゾーンなど皮脂が出やすい部分は乳液だけで仕上げるのも◎。
部分的に使い分けることで、保湿とメイク持ちの両立がしやすくなります。


Q7. 乳液のあとにオイルを使っても大丈夫?

はい、順番を守れば問題ありません。

オイルはクリームと同じく“フタの役割”を果たすため、乳液のあとに使うのが基本です。
ただし、テクスチャが重いオイルを使うときは、乳液を少し減らして全体のバランスを取るのがコツです。

乾燥が強い日は「化粧水 → 美容液 → 乳液 → オイル」の流れで仕上げると、肌がふっくらやわらかくなります。


Q8. クリームを塗るとニキビができるのはなぜ?

油分が多すぎたり、肌がすでに十分うるおっている状態で重ねると、毛穴が詰まりやすくなります。

そうした場合は、クリームを省いて乳液だけで整えるか、Tゾーンを避けて頬や口元だけに塗ると安心です。
また、ノンコメドジェニック処方や軽めのジェルクリームを選ぶのもおすすめです。

肌の調子を見ながら、必要な場所にだけしっかり保湿をするのが理想的です。


Q9. 冬でもベタつきを感じるときはどうすればいい?

乾燥と皮脂のバランスが乱れているサインです。

ベタつくからといって乳液やクリームを減らしすぎると、肌が乾燥を感じてさらに皮脂を分泌しようとします。
まずは化粧水や美容液でしっかり水分を入れ、その上で軽めの乳液を少量重ねるのがおすすめです。

うるおいを保ちながらも、テカリやベタつきを防ぐことができます。


Q10. 乳液とクリームの使い分けで肌が変わる?

はい、うるおいの保ち方が変わることで、肌の印象が見違えるほど整います。

乳液で“肌をやわらげる”、クリームで“守る”という流れを続けると、肌の乾燥ぐすみやハリ不足が徐々に軽減されていきます。
特に冬は、重ね使いによってバリア機能が整い、外的刺激にもゆらぎにくくなります。

その日の気温や湿度を感じ取りながらケアを変えることで、肌は自分のリズムを取り戻していきます。

冬の保湿力を高める重ねケアのコツ

乾燥が厳しくなる季節は、いつものスキンケアを少し工夫するだけで、肌のうるおいがぐっと変わります。
乳液とクリームをうまく使い分けることで、日中の乾燥や夜の冷えにも強い肌を保つことができます。

手のひらで温めてからなじませる

スキンケアの基本は、手のひらの温度で肌を包み込むこと。
乳液やクリームをそのまま塗るよりも、少し温めてからなじませると吸いつくようにフィットします。
乾燥が気になる部分は重ねづけをして、ハンドプレスでじっくり浸透させましょう。

肌が“しっとりもちっと”する感触になったら、保湿バランスが整ったサインです。


部分使いで軽やかに仕上げる

顔全体にたっぷり塗ると重たく感じるときは、部分使いで調整しましょう。
頬や口元など乾燥しやすい部分にはしっかり重ね、Tゾーンやあごは薄くのばすのがポイントです。

乾燥しやすい冬でも、顔全体が同じ量の保湿を必要としているわけではありません。
部分ごとの状態を見ながら重ね方を変えることで、ベタつかずしっとりとした肌に整います。


夜のスキンケアで「うるおい貯金」を

睡眠中は肌の再生が活発になる時間。
夜のケアでしっかりうるおいを与えることで、翌朝の肌がなめらかに整います。
乳液でやわらかく整えたあとにクリームを重ね、やさしく手のひらで包み込むと、保湿成分がじんわりなじみます。

翌朝、乾燥による小じわやごわつきが気になりにくくなり、化粧ノリもスムーズになります。


季節の変わり目こそ「肌リズム」を整える

冬から春、または秋から冬など、季節の変わり目は肌のリズムが乱れやすい時期です。
保湿の強弱をつけることで、肌のバリア機能をサポートし、ゆらぎにくい状態を保てます。

乾燥が強い日はクリームを厚めに、湿度が上がる日は乳液を中心に。
日ごとの気温や湿度に合わせて微調整することで、肌は自分のペースを取り戻します。


習慣にすることで肌が変わる

スキンケアの効果は、1日で劇的に変わるものではありません。
毎日ていねいに重ねることで、肌のうるおい保持力が育っていきます。

朝晩のケアを同じリズムで続けると、季節の変化にも左右されにくくなります。
手の温度、やさしい圧、そして毎日の積み重ね。
その3つを意識するだけで、肌は少しずつ落ち着きを取り戻し、自然なツヤをまとっていきます。

✨寒い季節こそ、肌をいたわる時間を楽しんで。
丁寧な重ねケアが、未来の肌をやさしく守ってくれます。


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まとめ

乳液とクリームは、どちらも保湿のために欠かせない存在です。

ただ、重ねる順番や使い分け方を意識することで、肌のうるおい方は大きく変わります。

朝は軽やかに乳液で整え、夜はクリームでしっかり守る。
それぞれの役割を理解して使うことで、乾燥にもゆらぎにも強い肌を育てることができます。

また、気温や湿度によって使う量を変えるのもポイントです。
肌が重たいと感じた日は乳液中心に、乾燥が厳しい夜はクリームを多めに。

肌の声を聞きながら調整することで、1年を通して安定したうるおいを保てます。

自分の肌に合ったリズムを見つけて、季節の変化にもゆるがないしっとり肌を育てていきましょう。

あなたのスキンケア選びの参考になれば幸いです。

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